Stripeとは / 全体の流れ
Stripeは世界シェアNo.1のオンライン決済サービスです。ネットショップを持たなくても、「決済リンク」を発行するだけでクレジットカード・Amazon Pay・Apple Payなどで商品を販売できます。
① Stripeアカウント開設
本人確認・銀行口座を登録(初回のみ)
② 商品・価格を登録
Stripeのダッシュボードで商品名・価格を設定
③ 決済リンクを発行
URLをコピーしてサイト・SNS・LINEに貼るだけ
④ 注文が入る → メール通知
Stripeから注文完了メールが届く
⑤ 発送作業
注文情報を確認して商品を発送
⑥ 翌日〜2日後に口座へ入金
手数料(3.6%)が差し引かれて振り込まれる
ポイント
Stripeは商品発送前に入金されるのが大きなメリットです。BASEなどは発送後の入金のため、仕入れや梱包材の費用を立て替える必要がありますが、Stripeならキャッシュフローの心配がありません。
STEP 1|アカウント開設
1
Stripeに登録する
- stripe.com にアクセスし「今すぐ始める」をクリック
- メールアドレス・パスワードを入力してアカウント作成
- 届いた確認メールのリンクをクリックして認証完了
推奨
Gmail など普段使いのメールアドレスで登録してください。注文通知もこのアドレスに届きます。
2
ビジネス情報を登録する(本人確認)
Stripeは金融サービスのため、本人確認が必要です。ダッシュボードの案内に沿って入力してください。
- 事業形態(個人事業主 または 法人)
- 氏名・住所・生年月日
- 事業内容(例:農産物の販売)
- サイトURL または SNSアカウントURL
- 身分証明書(運転免許証 / マイナンバーカード)の写真
目安
審査は通常1〜3営業日かかります。審査完了前でもテスト決済は可能です。
3
銀行口座を登録する
- ダッシュボード左メニュー「設定」→「銀行口座と支払いスケジュール」を開く
- 「銀行口座を追加」をクリック
- 金融機関名・支店名・口座番号・口座名義を入力(名義はカタカナで)
入金スケジュール
デフォルトは「2日後自動振込」。設定で「週次」「月次」に変更することもできます。
STEP 2|商品・価格の登録
1
商品を作成する
- Stripeダッシュボード左メニュー「商品カタログ」をクリック
- 右上「+商品を追加」をクリック
- 以下を入力して保存
| 項目 | 入力例(エガオファーム) |
|---|---|
| 商品名 | エガオファーム 葡萄 シャインマスカット 1房 |
| 説明文 | 農薬不使用・自然栽培。〇〇農園の完熟シャインマスカット。 |
| 画像 | 商品写真をアップロード(JPG/PNG) |
| 価格 | 30,000円(税込) |
| 課金タイプ | 1回限りを選択 |
複数商品がある場合
「2房セット」「ギフトボックス」など、商品ごとに別々に登録してください。それぞれに決済リンクを発行できます。
STEP 3|決済リンクの作成・設定
1
決済リンクを発行する
- 商品カタログから登録した商品を開く
- 右上「決済リンクを作成」をクリック
- 数量・在庫上限などを設定(例:限定50個の場合は在庫を50に設定)
- 「リンクを作成」→ URLが発行される
- URLをコピーして、ブランドサイト・SNS・LINE に貼り付ける
URLの使い方
発行されたURLを、ホームページの「ご購入はこちら」ボタンや、InstagramのプロフィールURL、LINE公式アカウントのメニューに貼るだけで販売できます。
2
使える決済方法を有効化する
ダッシュボード「設定」→「支払い方法」から以下を有効にしてください。
多いほど購入率が上がります(特にAmazon Payは富裕層への効果大)。
クレジットカード(Visa / MC / AMEX)
Amazon Pay
Apple Pay
Google Pay
Shop Pay
| 決済方法 | 顧客の操作 | 効果 |
|---|---|---|
| Amazon Pay | 「Amazonでお支払い」をタップ → Amazonの住所・カードが自動入力 | 情報入力ゼロ。富裕層は高確率でAmazonを持っている |
| Apple Pay | Face IDで認証するだけ(1秒で完了) | スマホのiPhoneユーザーに最強。外出先でも即決済 |
| Google Pay | Androidで指紋認証するだけ | Androidユーザー向け。Apple Payと同等の体験 |
| Shop Pay | 電話番号認証(6桁コード)のみ | 一度使えば次回はワンクリック。リピーターに最適 |
3
手数料の確認
| 決済方法 | 手数料率 | 3万円の注文で差し引かれる額 |
|---|---|---|
| 国内クレジットカード | 3.6% | 1,080円(手取り: 28,920円) |
| Amazon Pay | 3.9% | 1,170円(手取り: 28,830円) |
| Apple Pay / Google Pay | 3.6% | 1,080円(同上) |
| 海外カード | 4.7% | 1,410円(手取り: 28,590円) |
比較
BASEの手数料は販売価格の6.6%+決済手数料。Stripeの3.6%と比べると、3万円の注文で約900円の差になります。年間100件の注文なら9万円の節約です。
STEP 4|注文が入ったときの対応
1
注文通知メールを確認する
注文が完了すると、登録メールアドレスに「お支払いが完了しました」という件名のメールが届きます。 メールには注文者の氏名・住所・注文商品が記載されています。
迷惑メール対策
stripe.com からのメールが迷惑フォルダに入る場合があります。必ず受信設定で「stripe.com を許可」してください。
2
ダッシュボードで注文詳細を確認する
- Stripeダッシュボード左メニュー「支払い」をクリック
- 一覧から該当の注文をクリック
- 顧客情報(氏名・住所・メールアドレス)を確認
- 必要であれば「領収書を送信」ボタンで顧客にメールを送る
配送先住所の確認方法
Amazon Payで購入された場合、配送先はAmazonに登録された住所が引き継がれます。Stripeの支払い詳細画面で住所を確認してください。
3
発送する
- 注文情報をもとに梱包・伝票作成
- 発送後、追跡番号が出たら顧客へメールで連絡(Stripeから手動送信 or 別途メールで)
- ダッシュボードの注文にメモとして追跡番号を記録しておく(任意)
💡
発送前にすでに入金されています
Stripeは決済と同時に入金処理が始まります。BASEのように「発送してから入金を待つ」という状況は発生しません。
STEP 5|入金の確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入金タイミング | 決済から2営業日後に自動振込(設定変更可能) |
| 入金額 | 売上 − 手数料(3.6%〜)= 手取り額 |
| 振込名義 | 「Stripe」名義で入金されます |
| 明細の確認 | ダッシュボード「残高」→「入金」から確認可能 |
| 確定申告用 | ダッシュボード「レポート」からCSVでダウンロード可能 |
入金明細の確認手順
ダッシュボード左メニュー「残高」→「入金」タブ → 各入金をクリックすると、どの注文が含まれているか内訳を確認できます。
STEP 6|返金・キャンセル対応
1
返金の手順
- ダッシュボード「支払い」から該当の注文を開く
- 右上「返金」ボタンをクリック
- 全額返金 or 一部返金を選択して金額を入力
- 「返金を確認」をクリック
注意
返金を行っても決済手数料(3.6%)は返ってきません。3万円を返金した場合でも、1,080円の手数料は負担となります。
返金の反映タイミング
顧客のカードに反映されるまで5〜10営業日かかる場合があります。返金処理後にその旨を顧客にご連絡ください。
2
注文のキャンセル(未発送の場合)
Stripeには「キャンセル」機能はありません。未発送でも決済は完了しているため、「全額返金」で対応します。 返金後、顧客へキャンセル完了のご連絡をしてください。
よくある質問
在庫がなくなったら決済リンクを止められますか?
はい。商品カタログで在庫数を設定しておくと、売り切れ時点で自動的に購入不可になります。手動で止めたい場合は決済リンクを「非アクティブ」にしてください。
領収書は自動で送られますか?
設定で「自動的に顧客に領収書を送る」をオンにすると、購入完了時に顧客のメールアドレスへ自動送信されます。ダッシュボード「設定」→「メール」から有効化してください。
Stripeに問題が発生したときの連絡先は?
Stripeのサポート(support.stripe.com)からチャットまたはメールで問い合わせできます。日本語対応しています。
売上は確定申告でどう扱いますか?
ダッシュボード「レポート」→「概要」からCSVをダウンロードし、会計ソフトや税理士にデータを渡せます。売上は入金額ではなく「決済発生日の金額(手数料込み)」が売上計上となります。
ギフト用に配送先を変えてもらうことはできますか?
Stripeの決済フォームで顧客が配送先住所を自由に入力できます。Amazon Payを利用する場合は、Amazonに登録してある「ギフト先住所」を選んでもらうことも可能です。
将来Shopifyに移行するとき、過去の顧客データはどうなりますか?
ShopifyはStripeのAPIと連携しているため、顧客情報のエクスポート&インポートが可能です。決済履歴もStripeダッシュボードで引き続き確認できます。移行時に詳しく案内します。